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黒生姜とは?

 黒生姜(Black ginger)はタイ原産のショウガ科バンウコン属の食材で、タイではクラチャイダム(Krachaidam)と呼ばれており、学名はケンフェリア・パルビフローラ(Kaempferia parviflora)といいます。
 黒生姜の本場タイでは1,000年以上も前から滋養強壮・精力増進作用が知られており、主に男性の性的機能を高める若返りの食材として用いられてきました。
 黒生姜は日本で一般的な生姜(Ginger)よりもウコン(Termeric)にに近く、辛味はほとんどなく、苦味があり、タイではスライスして煮出したお茶として、または酒に漬けて薬用酒として飲んでいます。
 黒生姜の主な生理活性成分はポリメトキシフラボン(Polymethoxyflavones)というフラボノイドです。

黒生姜は主に身体能力や男性機能の向上に役立ちます!

 タイでは黒生姜(クラチャイダム)がエネルギー消費を高め、身体能力を向上させる滋養・強壮食材として何世紀にもわたって伝統的に使用されて来ています。
 最近、タイのチェンマイ大学が実施した黒生姜の健康効果に関するシステマティックレビュー&メタ分析(Nutr Res, 2024, 122, 80-91)によれば、図に示すように、黒生姜は身体能力(筋力)の増強、男性機能(勃起障害)の改善およびメタボリックシンドローム(内臓脂肪面積・空腹時血糖)の予防や改善に効果が期待できます。

黒生姜の身体能力および運動能力の向上効果について解説します!

 加齢に伴い身体機能は一般にグラフに示すように推移しますが、タイのコンケン大学による黒生姜が男女(19~60歳)の身体機能に及ぼす影響についての研究(Foods, 2023, 12(18), 15pages)で、黒生姜の摂取が最大酸素摂取量の増加、距離走パフォーマンスの向上、酸化ストレスや乳酸値の減少をもたらすことから、黒生姜は心肺機能と身体能力を向上させることが分かりました。

黒生姜の男性機能の改善効果について解説します!

 日本人男性の年齢別の勃起不全(ED; Erectile Dysfunction)の有病率は、グラフに示すように、50歳代ないし65歳代から急に増えています。
 タイのパオヤ大学による黒生姜の健康効果について7編の関連論文のシステマティックレビュー&メタ分析(J Evid Based Complementary Altern Med, 2017, 22(3), 413-428)によれば、黒生姜には男性機能(勃起不全)の改善と身体能力(握力)の増強に対して統計的に有意な効果が認められました。
 特に黒生姜群はプラセボ(偽薬)群に比べ、1ヶ月間の摂取で性的視覚刺激に対する反応潜時が短縮したほか、安静時および勃起時の両方での陰茎の長さと太さが有意に大きくなりました。

黒生姜が男性機能を改善するメカニズムについて解説します!

 男性機能の勃起メカニズムはまず性的刺激が中枢神経系の勃起中枢に伝わると、陰茎において一酸化炭素が放出されてサイクリックGMP(cGMP)という物質が増え、陰茎の平滑筋が緩んで血管が拡張して陰茎の海綿体に血液が流入することで勃起します。
 その際、黒生姜のポリメトキシフラボンはホスホジエステラーゼ5(PDE5)という酵素の働きをブロックすることでcGMPの分解が抑えられてcGMPの濃度が保持されるため、平滑筋の弛緩した状態が持続して血管拡張が続くため、持続的な勃起を可能にします。

強力なPDE5阻害効果を有するポリメトキシフラボンは?

 中国の贛南(ガンナン)衛生職業大学による黒生姜に含まれるポリメトキシフラボンに関する総説(Evid Based Complement Alternat Med, 2018, 2018, 15pages)によると、これまでに16種類のポリメトキシフラボンが同定されています。
 タイのナレースワン大学での研究(J Ethnopharmacol, 2011, 173(3), 1437-1441)によれば、強力なPDE5阻害効果を有するポリメトキシフラボンは、5,7-ジメトキシフラボンと3,5,7-トリメトキシフラボンであることを突き止めました。
 タイで栽培されている黒生姜は茎や葉が赤みがかった赤葉種がほとんどで、赤みがかっていない緑葉種の栽培量は非常に少ないのですが、緑葉種は赤葉種に比べ、5,7-ジメトキシフラボンが4~5倍、3,5,7-トリメトキシフラボンが2.5~3.5倍も多く含まれています。
 そのため、男性機能の改善には赤葉種だけのものよりも、赤葉種と希少な緑葉種を混ぜ合せた黒生姜を常用すると、少量で大きな効果が期待できます。

黒生姜の副作用と適量摂取について

 黒生姜は古くからタイで滋養強壮および健康食材として使われてきており、大量に摂取しない限り、副作用は見られません。
 丸善製薬(株)による日本人を対象とした黒生姜の安全性評価試験(J Med Food, 2019, 22(11), 1168-1174)で、黒生姜は健康な男女にとって安全な食材であると結論づけています。
 タイ伝統医学研究所では黒生姜の1日あたりの推奨量を粉末で1.2gとしています。
 またタイのパオヤ大学による黒生姜の臨床効果についてのシステマティックレビュー(J Evid Based Complementary Altern Med, 2017, 22(3), 413-428)の中で、黒生姜の適量摂取の目安として、粉末で1日あたり1.35gまでは安全に体力向上に使用できると述べています。

黒生姜は特に男性で身体能力や男性機能を高めたい方におすすめします!

黒生姜は、筋力や持久力などの身体能力や運動能力の衰えを感じている方、男性機能が落ちてきたと感じている方、男女を問わず内臓脂肪を減らしたい方や高めの血糖値を下げたい方におすすめの食材です!

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