高血糖や高血圧に加えて冷え対策にもシナモンがおすすめ！

高血糖や高血圧のほか
冷え対策にも役立つ

セイロンシナモン

　シナモン(cinnamon)は心地よい風味と温かい香りを持っているため、何世紀にもわたってスパイス(香辛料)や伝統的な漢方薬として使用されてきました。
　セイロンシナモンは主にセイロンニッケイの木の内樹皮を剥がして天日で乾燥させ、ロール状に丸めたスティックやそれを粉末にして用いられます。
　主な健康成分はシンナムアルデヒドおよびその誘導体で、これらが高血糖や高血圧を改善するほか、最近では冷えの改善や認知症の予防にも有益であるといった報告もなされています。
　特に、高めの血糖値を下げるには一日あたり1.2g以下の少量のシナモン摂取が有効であるといううれしい報告がなされています。
　シナモンを常用する際は、カシアではなくセイロンシナモンをお使いになることをおすすめします。

まずはセイロンシナモンの特徴を解説します！

　シナモンには、主にスリランカ産でパイ生地のような多層巻きのセイロンシナモン(写真上)と中国・ベトナム・タイ産で単層のカシア(写真下)が市販されています。
　よくスーパーなどでスパイスとして売られているシナモンはカシアです。
　カシアは安価で香りが強いという特徴がありますが、クマリンというポリフェノールが多く含まれているため、摂り続けると肝臓障害などを引き起こすおそれがあるので注意が必要です。

こんなお悩みはありませんか？(抜粋)

☆空腹時血糖が高い
☆血圧がやや高い
☆冷えを改善したい
☆記憶力や物忘れがひどくなってきた
☆内臓脂肪の付き過ぎが気になる
☆血中に中性脂肪や悪玉ｺﾚｽﾃﾛｰﾙが多い
☆免疫力の低下や感染症が心配だ
☆喘息発作を軽減したい
☆加齢に伴いがんの発生が心配だ
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そんなお悩みをお持ちの方におすすめ!

　セイロンシナモンは高めの血糖値や血圧が気になる方、冷えで悩んでいる方、記憶力や物忘れがひどくなってきた方などにおすすめです。
　セイロンシナモンを日常的に取り入れることで健康増進を図って様々な病気から遠ざかり、これからの人生を長く笑顔で過ごしましょう。

セイロンシナモンは学術論文などで様々な健康効果が報告されています！(詳細)

抗高血糖 (空腹時＆食後の高血糖の抑制など)
抗高血圧 (ｶﾙｼﾄﾆﾝ関連遺伝子放出による血管拡張など)
冷え改善 (血流の改善、褐色脂肪組織の活性化による熱産生)
抗認知症 (ｱﾐﾛｲﾄﾞβ&ﾀｳ蛋白質の蓄積阻害、記憶力低下抑制)
抗肥満 (食物摂取量の抑制、脂肪の吸収＆生成の阻害など)
抗脂質異常 (抗酸化酵素活性ｱｯﾌﾟ、中性脂肪・LDL-cの改善)
整調 (腸内細菌叢異常の改善、腸ﾊﾞﾘｱ機能ｱｯﾌﾟなど)
抗菌 (虫歯菌、歯周病菌、ﾒｼﾁﾘﾝ耐性ﾌﾞﾄﾞｳ球菌など)
抗寄生虫 (アニサキス、線虫など)
抗酸化 (酸化ｽﾄﾚｽの軽減、皮膚のUVB保護など)
抗炎症 (関節炎・関節ﾘｳﾏﾁ・潰瘍性大腸炎の予防・改善など)
免疫調節 (ﾏｸﾛﾌｧｰｼﾞ機能の調節、T細胞の不均衡の改善など)
抗腫瘍 (がん細胞の自死誘導、抗がん剤の化学増感作用など)
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スリランカ産のセイロンシナモンは"真のシナモン"とも呼ばれ、安全であり安心してお摂りいただけます！

　セイロンシナモンは別名”真のシナモン”とも呼ばれ、温かみのあるほのかな甘い香りの中に柑橘系の香りがかすかにします。
　セイロンシナモンにはシナモンの香りをもたらす主要成分のシンナムアルデヒドをはじめ、桂皮酸、桂皮酸塩などの誘導体およびその他のポリフェノールなど、80以上の成分が含まれています。
　なお、精油成分としてはシンナムアルデヒドのほかに、オイゲノールやリナロールも含まれています。
　スリランカではセイロンシナモンの皮むきや加工はこの国特有の伝統的な知識や道具を用いて、主に手作業で行われています。

シナモンは独特の甘い香りのシナモンコーヒーやシナモンロールなどの焼き菓子に使われていますが、日本人には常用するのがむずかしいため、あえてハードカプセルに入れて簡単に摂れるようにしました。

高速ミルを用いて微粉末化したセイロンシナモンです

シナモンは人気のある料理用スパイスで、キャンディー、お香、歯磨き粉、香水にも使用されています。伝統医学では鎮咳薬、抗関節炎薬、抗菌薬、抗真菌薬、抗酸化薬、抗炎症薬、鎮痛薬などとして使われてきました。

微粉末化されたセイロンシナモンを植物性ハードカプセルに入れました

これまでの研究によると、糖尿病、高血圧、大腸がん、下痢、嘔吐、筋肉けいれん、感染症(細菌・真菌・インフルエンザウイルス)、多発性硬化症のほか、冷えやアルツハイマー病にも効果があることが分かりました。

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｢セイロンシナモン｣は誰にとっても安全ですか？

　セイロンシナモンは多くの成人にとって料理や食品の香りづけとして一日小さじ1杯少量摂取する場合には安全です。
　ただし、スーパーなどで安価に購入できるシナモンはほとんどがカシアと呼ばれるシナモンで、クマリン含有量が多く、多量に取ると肝臓障害や発がんを引き起こすおそれがあるります。
　ドイツのリスクアセスメント研究所によると、体重60kgの人のカシアの1日許容量は約1.9g、粉末を小さじ1杯以上摂取し続けると危険となります。
　一方、ヨーロッパではセイロンシナモンの1日許容量を0.1mg/kgとして、体重60kgの人では6gまでは安全であるとされています。
　なお、すでに糖尿病治療薬や降圧剤を服用中の方はかかりつけ医などに相談してください。

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