中国の寧夏医科大学による総説(Biomed Pharmacother, 2024, 177, 20pages)によれば、in vitro(試験管内実験)において、ジンセノサイドのRh1,Rh2,Rh3,Rg1,Rg3ががん細胞の増殖を阻害し、Rh1,Rh2,Rg2,Rg3ががん細胞の細胞周期を停止させ、 Rh1,Rh2,Rh3,Rh4,Rg3,Rg5ががん細胞をアポトーシスへと誘導し、Rb1,Rh1,Rh2,Rh3,Rh4,Rg3ががん細胞の浸潤や転移を防ぎ、Rg3,Rh2が血管新生を阻害し、Rb1,Rh2,Rg3,Rg5が抗がん剤や放射線への感受性を高めて、各種ジンセノサイドが抗がん作用を発揮します。